角隠しにした理由と当日の様子

神前式

花嫁にとって衣装と同じくらい迷うのが髪型ですよね。

私もとても迷ったのですが、最終的には最初の理想通り「角隠し」を選びました。

理想通りの髪型にしてよかったと思ったので、私が角隠しにした理由や当日の様子などをご紹介します

1│それでも角隠しがいい

「綿帽子」と「角隠し」の違い

神前式でよく取り入れられている「綿帽子」と「角隠し」ですが、顔が見えるかどうかで雰囲気が異なり、それぞれ意味が異なります。

左:綿帽子 右:角隠し
綿帽子角隠し
雰囲気顔が隠れているので
奥ゆかしい雰囲気
顔がはっきり見えるので
きりっとした印象
意味挙式が終わるまで
旦那様以外の人に顔をみられないように隠す
怒りの象徴のツノを隠し
旦那様に従順でおしとやかな妻になことを示す

長時間かつらは厳しい

角隠しにする場合は、日本髪の「かつら」をかぶらなければなりません。

日本髪のかつらは、重量があり(1キロ以上でしょうか?)、更にかんざしもつけるので相当の重量になります。

私たちの場合は、挙式前後にロケーション撮影とスタジオ撮影があり、
トータルで5時間程度の予定だったため、着付けの先生からは、洋髪をすすめられました。

迷ったけど「角隠し」を選択

とても迷ったのですが、やはり「角隠し」にしました。理由は次のような感じです。

角隠しにした理由
  • 「角隠し」をかぶって旦那様に従順でおしとやかな妻になりたかったから
  • 綿帽子の「奥ゆかしさ」よりも、角隠しの「凛とした雰囲気」の方が合っている
  • 視界は開けていた方がよい
  • 本物の日本髪は結婚式くらいでしか体験できない
  • 打ち合わせでかつらを試着させてもらったときに日本髪が思いのほか似合っていた

前々から自分には「ツノ」がある気がしていたので、「角隠し」をかぶってツノを抑えたかったというのが大きいかもしれません笑

不安は解消できる

・「かつらの重さに耐えられないかもしれない」という不安は筋トレと体力づくりでどうにかなる

・できる限り当日のスケジュールを調整してかつら時間を少しでも短くしよう

2│当日の様子

当日の様子をご紹介します。

ヘアセット

かつらをかぶせる
かんざしを挿す前
かんざしを挿す
角隠しをつける

挙式とロケーション撮影

ロケーション撮影
挙式
日本髪で母の紅差し
傘に角隠しの影

綿帽子だとどうしても顔が隠れてしまうのですが、角隠しだと顔を出して、日本の伝統的な結婚式という雰囲気を保てます。

終わってから思ったことですが、その点もよかったなと思っています。

かつらの重さはどうだったか

着付け直後はかつらの重量を感じ、首がもつか不安でしたが、写真撮影が始まると、楽しさでかつらの重量感はどこかにいきました(笑)

ロケーション撮影と挙式の間に20分くらい待ち時間があり、そこでも少しだけ頭が痛くなりましたが、挙式が始まると緊張と興奮からでしょうか、痛みは飛びました(笑)

最後の方は、かつらと一体感があり、全くかつらの重量を感じなくなっていて、逆に始まりよりも余裕でした。

着付け直後や休憩など気持ちに余裕があると、かつらの重力に気づいてしまい、首や頭がつらくなってしまうかもしれません。

写真撮影や挙式中はそれらに集中していますし、よっぽどでなければ、緊張と興奮でかつらの重さや圧迫感など忘れられると思います。

長時間だとかつらが浮くかも?!

最後に撮影した写真。生え際が少し浮いている

重さは問題なかったのですが、4~5時間かつらをかぶっていると、かつらが浮いてきてしまうかもしれません。

挙式当日に、ロケーション撮影などを写真撮影を予定している場合は、挙式前に済ませる方がきれいな形で残せるかもしれません。

3│まとめ

■諦めず、理想の髪型にしてよかった

■かつらの重さはどうにかなった

もし理想の髪型あるのであれば、まずはそれをすることができないか、前向きに検討してみるのが良いと思います。
いろいろな事情があり、諦めるのであれば、あとで後悔しないように理由を明確にしておくとよいかもしれませんね。

どうしても迷う方は、友達や両親、プランナー、衣装さんなどに相談してみるのも一つです。
自分の気持ちを整理できたり、問題の解決案が見つかるかもしれませんよ。

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